鍵のない箱を金庫とは呼べない

k_014友人が金庫代わりにしているものは、どこで買ったかわからないただの箱です。カラーボックスとは言いませんが、あれに扉が付いただけと言っても過言ではないほど、ただの箱です。耐火性能はもちろん、鍵だって付いていません。それを友人は「うちの金庫代わりだ」と言っているのですが、正直鍵のない箱を金庫とは呼べませんよね。重要なものをしまうにはお粗末すぎて、代用とはいえよくこれで金庫と言えるよなぁとビックリです。「その気になれば開けられる」でも金庫としてどうなのかと思うのに、これはその気にならなくても、簡単に第三者が開けられてしまうのですから。

金庫は、ただのケースや保管場所ではありません。書類やお金を入れておければいいわけではないのです。ちゃんと防犯性があって、災害などがあっても大切なものを守ってくれるもの、それが金庫です。私だったら「代わり」であっても金庫とは言えませんし、そこへ通帳や印鑑、現金、その他重要書類を入れる気にもなりません。全然安心できませんし、むしろそこにひとまとめにしていることをリスクと捉えるでしょうからね。遊びに来た人間が、友人がトイレに行っている隙などに簡単に開けられて、そこに重要物がひとまとめにされている。これほどマヌケで危険なことは他にありません。

友人にはそれとなく忠告しているのですが、「そんなやつは家に呼ばない」とか「ちゃんとした金庫でも泥棒が入ったら無理だし」と言って聞き入れません。だったらもう好きにすればいいと思う反面、それでもやっぱり友人ですから、何かあったらかわいそうだと思う面もあり、どう言えば聞き入れてくれるかなと悩んでいます。いっそ私がちゃんとした金庫をプレゼントしてあげればいいんでしょうけど、金庫だって安い物ではないですし、そこまでするものなのかとも思ってしまいます。何かいい方法があればいいんですけどね。